CES・MWCから読み解く、IoT時代のリアル」- CESとMWCで得たIoTの現状とCES2018、MWC2018の歩き方
約10年前からスマートフォンの普及が始まり、既にマーケティングでスマートフォンは欠かせない存在となりました。そしてこの先にあるのはIoT化です。IoTはマーケティング環境はもちろん、ビジネス自体を変えていきます。
コミュニケーションプランニング、生活者把握・分析、商品開発、サービス開発、全ての領域に関わるIoTのトレンドをいち早く自らの視点で把握するための場として、CESとMWCは急速に注目されるようになりました。
これまでは家電業界や通信業界の方向けのイベントだったのですが、今はあらゆる業界の方が来場され、これからのビジネスに役立てるとともに、新しいビジネスの起点として、ネットワーキングの場としても活用が進んでいます。
#CES http://www.ces.tech/
CES(Consumer Electronics Show)は、毎年1月CTA(Consumer Technology association)が主催する家電・情報・通信・エレクトロニクスに関する総合展示会。3,000社を超える参加企業と17万人を超える来場者を数える世界最大級の展示会。その名の通りコンシューマー向け製品が中心。家電ショーからコンシューマーIoTショーに近年はシフトし、家電はもちろん自動車からウェアラブル、ドローンまで幅広く展示。その年のITトレンドを短期間で把握する場として多くの業界関係者が集まる。 CES2017の注目はAmazon alexa対応家電の急増であり、今年のトレンドでもあるAIスピーカーの話題も年明け早々のCES2017から始まり今に至る。
2018.2/25- 3/3 Mobile World Congress スペイン バルセロナ
#MWC https://www.mobileworldcongress.com/
GSM Associationが主催する世界最大級のモバイル関連展示会。ここ数年は来場者数も10万人を超え、その大半がマネージャー、経営者であり、政府関係者も多く来場。
MWC2017では数多くの5Gに向けた具体的な取組、発表があり、5G時代に新しいビジネス、新しい成長を考えるために必要な情報の全てが集まった場でもあった。IoT時代が拡がるためには5Gの普及が必須であり、デバイス及びデバイス関連テクノロジーをCESで収集し、ネットワーク環境、生活環境の進化をMWCで読み解くことで、IoT時代の輪郭をイメージすることができる。
廣田 周作
放送局でのディレクター経験を経て、2009年に電通入社。現在、ビジネス・ディベロップメント&アクティベーション局に所属。プランナーとして、数々のクライアントのブランディングやプロダクト開発を担当してきたが、2015年から、Stylus Media Groupの日本での活動のサポートを開始し、チーフ・アドバイザリーとして、数多くの企業のブランドコンサルティング、新規事業開発プロジェクトを手掛けている。電通モダン・コミュニケーション主宰。電通総研が運営するカルチャーメディア『c o t a s . j p 』編集長。著書に『SHARED VISION』など。
吉田 健太郎
株式会社電通 ビジネス・ディベロップメント&アクティベーション局
情報通信業界コンサルタント 電通モバイルプロジェクト リーダー/ 電通スマプラ リーダー
1974年生まれ。携帯電話事業者にて非音声通信の普及促進のためのシステムソリューション開発、商品開発、モバイルビジネスのコンサルティング業務を経て2009年電通入社。 携帯電話業界の動向を探る独自調査を定期的に実施し、業界並びに生活者インサイト開発業務に従事。デジタル新ビジネスの開発、コンサルティング業務、戦略プランナー、コミュニケーションプランナー等、様々な立場で通信業界、ITビジネスに携わる。 経営管理学修士(MBA)、日本マーケティング協会 マーケティング・マスター
西田 宗千佳
フリージャーナリスト
1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿する他、年数冊のペースで書籍も執筆。テレビ番組の監修なども手がける。主な著書に「ポケモンGOは終わらない」(朝日新聞出版)、「ソニー復興の劇薬」(KADOKAWA)、「ネットフリックスの時代」(講談社現代新書)、「iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏」(エンターブレイン)がある。
イベント詳細
開催日時 | 2017年11月06日 17:30 |
終了時間 | 2017年11月06日 19:00 |
定 員 | 無制限 |
参加費 | 会員:¥10,000<BR>一般:¥20,000<BR>会員料金適用にはログイン登録が必要です |