【オンラインセミナー】森美術館はいかにしてSNSに愛されたのか
【Lecture Point】
スマートフォンの普及によりツイッターやインスタグラムなどの SNS が生活者にとって空気のような普通の存在になってきています。その結果、商品やサービスの情報の入手先も TV や新聞ではなく SNS 上の「声」に頼る人が増えているようです。その結果、ほとんどマス広告をしないのに着実にファンを増やしているブランドが現れています。ウタマロ石けんや激落ちくん、ワークマン、IKEAなどです。ワークマンは一時吉幾三の TVCM が話題になりましたが、ここ 2,3 年は SNS での存在感が売上げの牽引力になっています。
今回は SNS をどう使いこなすか、というよりは、どう SNS の世界で愛される住人になるか、をテーマに森美術館の洞田貫晋一朗氏をお招きしてお話をお伺いします。
洞田貫さんは、2015 年に森美術館の SNS 担当になられて、当時フォロワーが 200 人だったインスタグラムのアカウントを 17 万人にまで引き上げ、森美術館の入場者数を業界トップクラスのレベルに引き上げられた方です。
◆◇◆8月28日に下記のリンクをクリックしてウェビナーに参加してください:
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https://us02web.zoom.us/j/81805935137
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ブランド生態系フォーラム第2回 |
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Opening 15:00~15:10 |
ご挨拶 片平 秀貴 丸の内ブランドフォーラム 代表 |
セッション1 15:10~15:40 |
日本のメガブランドはなぜ SNS が苦手なのか かたひら・ほたか
丸の内ブランドフォーラム 代表/『マーケティング ホライズン』編集委員長 2001年、「丸の内」ブランド再構築のお手伝いがきっかけで丸の内ブランドフォーラム(MBF)創設。「社会に笑顔の循環をつくる」の信念のもと、同志とブランド育成の勉強と実践を続けている。2010年から『MARKETING HORIZON』編集委員長。「ブランド生態調査」開発者。趣味は仕事とラグビー。 2020年に行った「ブランド生態調査2020」の概要を簡単にご紹介し、そこからブランドとSNSの関係がどう浮彫りになるかを議論します。 |
セッション2 15:45~17:00 |
SNS で愛されるブランドになる どうだぬき・しんいちろう
森ビル株式会社 森アーツセンター 森美術館 マーケティンググループ プロモーション担当 シニアエキスパート 1979年生まれ。東京都出身。2006年、森ビル株式会社入社。 六本木ヒルズの展望台、ギャラリーの企画・運営、広報などを経て、現在は森美術館マーケティンググループに所属。 森美術館のデジタルマーケティング、プロモーションを担当。 デジタルマーケティングを美術館に積極的に取り込むとともに、多様なターゲットに広くリーチする企業SNSの運用方法を研究。 SNSの運用についてセミナー講演も多数。 著書に『シェアする美術 森美術館SNSマーケティング戦略』(翔泳社)。 SNS をどう使いこなすか、というよりは、どう SNS の世界で愛される住人になるか、をテーマにお話します。2015 年に森美術館の SNS 担当になった際はフォロワーが 200 人だったインスタグラムのアカウントをたった4年で 17 万人にまで引き上げ、森美術館の入場者数を業界トップクラスのレベルに引き上げた、その秘策とは。 |
Q&A セッション 17:05~17:30 |
Zoomで皆様のご質問にお答えします。 |
ブランド生態調査とは・・
樹木とその他の生物が地球上で生態系を構成しているのと同じようにブランドも生活者の土壌との相性により群生し、一つの生態系を構成する、という基本理念の下、「食」、「住」、「ファッション」など11の生活領域を横断して毎年行われる新しいタイプのブランド調査。首都圏、関西圏7500人の人に、各領域で「好きなブランド」と「その理由」を3つまで純粋想起、自己記入で答えてもらい、日本人のブランド生態系を見える形で確認しようという試み。
「ネットユーザーには「インスタ・ツイッター型」と「アマゾン・グーグル型」という全く重複しない2つのグループがある」、「ほとんどの業界1位、2位ブランドは実はライバル関係ではなく同じファンを共有している」など従来のマーケターの常識を覆す知見が続々得られている。
主催:丸の内ブランドフォーラム
協力:日本マーケティング協会
イベント詳細
開催日時 | 2020年08月28日 15:00 |
終了時間 | 2020年08月28日 17:30 |
定 員 | 無制限 |
参加費 | 会員資格を問わず 無料 |